2008年3月29日土曜日

風は強く

カーテンが大きく膨らんで、きみの匂いが入ってきた。
ぼくは深く息を吸い込み、懐かしいきみの匂いを身体に染み渡らせる。
今日は特に強い風だ。少し心配になる。何か不安なことでもあるのだろうか。眉がへの字になり、泣きそうな顔になるきみを思い浮かべる。
きみの見上げる空は、たぶん青すぎる。ぼくには届かないから、ただこうして窓を開けておくことしかできない。