2004年4月24日土曜日

沼の主はヌエと呼ばれている。
ヌエの体は濡れ、ぬらぬらとしている。
その正体が盗人の縫ったぬいぐるみであることは、周知の事実。
盗人はしばしばヌエという名のぬいぐるみを沼から抜き、濡れた布で拭っているが、それは糠に釘かもしれぬ。